看護師の女性と結婚した当初、
- 「何かあったら看病してくれる」
- 「看護師さんって優しそう」
- 「年収も高いしお金で困ることは無い」
このような淡い期待を持っていたものの、一緒に暮らしたら思い描いていた事と違う…といった事はありませんか?
私は看護師の女性と結婚して一度も後悔したことはありません(遠い目)。
はい、ウソです。なにかしら後悔することもあります。
人間って欲深いですよね…
そこで。
男性(私)が看護師の女性と結婚して後悔したと思った5つの事を挙げ、結婚生活を上手くやっていける秘策をお伝えしたいと思います。
※ただし「私の場合…」ということですので予めご了承ください。
目次
1.休みが不定期でスケジュールを合わせにくい
看護師の女性と結婚して後悔したこと、その1。
- 休みが不定期でお互いのスケジュールを合わせにくいこと
大学病院や総合病院で勤めている看護師は24時間365日体勢で勤務しています。
勤務表は休みの希望を取りながら作成している病院がほとんどですが、土日祝日関係なくシフトが入ります。
夫の休みが暦通りだと、週末だから出かけようという訳にはいきません。
また、お子さんがいる場合、家族そろってお出かけしようということも難しいです。
スケジュールが合わない問題への対処法
- まず看護師の仕事に理解を示すことが重要。
「また仕事なの?」と出勤前に送り出されると、奥さんもいい気持にはなれません。
- お子さんがいる場合は、自らがメインに遊びに連れていくことが重要。
子育ての大変さをお互いが共有し、感謝することを忘れずにいれば夫婦間も良好であるはずです。
- 奥さんにお休みを合わせられる場合は、月に1回でも良いので合わせる
土日だと混むデートスポットも平日であれば人混みを回避してゆっくり過ごせる場合があります。
看護師パートという働き方もある
子育て世代の看護師の中には、正社員で勤務すると家族で過ごす時間がないという理由から、パートとして勤務する方も沢山います。
またパートだけでなく、
- 夜勤がもとで結婚生活がうまくいかなければ、夜勤のない職場を。
- 仕事がハードすぎて子育てに手がまわらなければ、ゆったりと働ける職場を。
- 病院以外で働きたい場合は、一般企業や保育園を…。
看護師はこのように働き方をえらべる職業です。なぜなら完全に売り手市場であり、看護師が足りていないから。
ほんとうにツライと思ったら離婚する前に、もっとやれることがありますよ。
ちなみに。
看護師の仕事がどれだけ激務かを理解するために、以下の記事が参考になります。よろしければどうぞ。
【参考記事】看護師の仕事が辛いと思う瞬間5つと、乗り越えるための対処法5つ
2.「ごはん作って!」と言いづらい
看護師の女性と結婚して後悔したこと、その2。
- 妻に「ごはん作って!」と言いづらいこと
ほとんどの看護師は夜勤をしており、さらに日勤の後も疲れている様子なため「ご飯を作って」とは妻に言いにくいですね(苦笑)。
こんな状況がしょっちゅう続くと地味にストレスになります…。
毎日外食やコンビニ食だと健康にも悪いですし、なんだか貧乏学生のような気分になるのですよね…。
実際には共働きなのでお金はあるのですけど、心が貧しくなります。
グッとこらえて、妻をねぎらうことが夫婦円満の秘訣!
看護師は2交代勤務の病院が多く。
夜勤の場合16時ぐらいから出勤し、翌朝9時ぐらいに退社となります。
- 夜勤だとなんと約17時間も病院で勤務しているのです。
もちろん仮眠はありますが、忙しければ休憩すら取る事ができません。
夜勤明けで帰ってくる奥さんは神経も体力もつかう現場で疲弊しているため、せめて夜勤明けの時は「お疲れ様」とねぎらい、休ませてあげてください。
またまた繰り返しになりますが…
- 看護師という仕事がどれだけ激務なのかを理解し、多少の問題には目をつぶる懐の広さが必要です。
【参考】看護師の仕事が辛いと思う瞬間5つと、乗り越えるための対処法5つ
3.アルコールに強く、飲んで酔っ払うと絡まれる
看護師の女性と結婚して後悔したこと、その3。
- アルコールに強く、飲んで酔っ払うと絡まれること
これはひょっとしたら私の妻だけかもしれません…
しかし。
一般的に看護師はストレスも多く、よく看護師仲間で飲みに行きます。
また、製薬会社や医局から飲み会に誘われることもあります。仕事上の付き合いで飲む場合は飲みすぎることもありませんが、気が知れた看護師仲間との飲み会は、少々飲みすぎる傾向にあるようです。
ストレスがたまっている状況を理解し、静かに見守ること
看護師は人の命に関わる仕事であるがゆえ、ミスが許されないプレッシャーと常に戦っています。
- ストレスがたまるのは仕方なく、アルコールで発散させようとする人も多いのですよね。
職場の人間関係などに愚痴をこぼしたくなる時もあり、アルコールが入らないと話せないという人もいます。
奥さんの飲酒する際の傾向を把握しておきましょう。
- 飲み会から家に戻ってきたら、飲みすぎていることを叱ったり、貶したりしないでください。
もちろん真剣に聞く必要もありません。
「そうだね、頑張っているね」と共感してあげるだけで奥さんも救われることがあります。
また。
夫婦間でも仕事の悩みやその日の出来事を話せる環境であれば、飲み会で奥さんが飲みすぎた際に家庭の不満は表に出すことはほとんどないと思います。
そしてご主人の愚痴を言われることもないでしょう。
あとは、
- 仕事や家庭でのストレスは溜めないように、日頃から夫婦でのコミュニケーションも重要です。
4.看護師にありがちな散財グセ
看護師の女性と結婚して後悔したこと、その4。
- これは看護師アルアルだと思うのですが、散財グセがひどいです
さらにタチが悪いのは…
しっかり稼いでもらっているため、散財グセを非常に注意しにくいことです。
自分で稼いだお金を使ってなにが悪い!?と言われたらお終いですからね…。
このように。
看護師は金銭的に余裕がある場合が多く、興味のあるものにはお金を使いすぎる傾向にあります。
もちろん節約し貯金をしている方も沢山います。
優しく!!妻に注意する(苦笑)
出費が多い場合の対処法は…
- 自分から優しく話を持ち掛けてみましょう。
奥さんも「お金を使いすぎた」と感じているはずです。
話の持っていき方ですが、たとえば…
- 子どもにかかるお金や、
- 老後のことを話題に出したり、
- 旅行に行きたいから貯金したいなど
などのように前向きな目標設定をし、節約をうながしてみると案外うまくいきます。
やはり普段から仕事できたえられているだけあって、感情的になるのではなく合理的な理由をつける方がすんなりいきます。
5.高飛車な部分がある
看護師の女性と結婚して後悔したこと、その5。
- どうも上から目線というか、高飛車な態度に感じることがあります。
ただ看護師みんなが高飛車というわけではありません。
職業柄、しっかり者で頭が良く、はきはきと物を言える人が多い看護師は、高飛車な女と捉えられることがあります。
看護師に限らず人によるものかとは思いますが…。
根から、上から目線で話したり、強気だったりという看護師は決していません。むしろ人に対して優しく、空気を読み、状況に応じて女優のように演じながら患者さんの対応をできるのが看護師であると思います。
もし奥さんが高飛車な女であると思っているなら、もっと奥さんの内面と向き合う必要があるかもしれません。顔を合わせて沢山コミュニケーションをとり、休みの日を合わせてデートに誘ってみてください。奥さんの優しくて素敵な部分がまた見えてくると思います。
後悔ばかりじゃない!看護師女性と結婚して良かったこと
後悔した部分だけでなく。看護師女性と結婚して良かったこと、メリットについてもふれておく必要があります。
そこでここからは。
看護師女性を結婚相手にするメリットについて、実体験にもとづいて紹介しておきます。
1.年収が安定している上に、高い
看護師女性を結婚相手にするメリットその1
- 年収が安定している上に、高い
最大のメリットといえばやはり年収です。
やっぱりなんだかんだ言ってもお金は大事。年収が高いだけでなく、安定していることがもっとも魅力的です。
「【現役ナース談】看護師の平均年収とその実態」でも紹介しましたが、看護師の年収がほかと比べてどれだけ高いかを少しだけ。
- (女性)正社員の平均年収 263万円
- (女性)教育/学習支援業の平均年収 309万円
- (女性)情報通信業の平均年収 307万円
- (女性)宿泊/飲食サービス業の平均年収 200万円
- 看護師の平均年収 532万円
【出所】厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
ということで明らかです。
正社員女性の平均年収が263万円ですから、看護師は2倍以上の平均年収となっています。
ただし。
上場企業の平均年収620万円には劣ります。
とにかく家計は二馬力となるためとても助かります。
しっかり貯金もでき、夫婦や家族で使えるお金に余裕があるため休みさえ取れれば海外旅行の計画も年に2回は立てています。
もし子育てをメインにし仕事をセーブしたい場合は、パートという手があります。
パートでも時給が1500円以上の求人が多く、家族に合わせて仕事を行いながら定期的な収入も得られます。
このように働き方も選べて、さらに年収も高いのが看護師という仕事です。
2.いつでもどこでも仕事がある
看護師女性を結婚相手にするメリットその2
- いつでもどこでも仕事がある
つづいてのメリットは仕事の場所を選ばない、かつタイミングも選ばないこと。
これは転勤の多い男性にはとてもすばらしいです。
看護師は慢性的に不足しており、どんな地域であれ引く手あまた。首都圏だけでなく、どんな田舎にでも働き口はいくらでもあります。
さらに今後、高齢化がすすめば看護師需要はもっと伸びていきます。
一般企業につとめる女性の場合。
30歳すぎて既婚者・子持ちの女性には、よほどのキャリアがない限り転職価値がほとんどありません。したがって派遣やよくて事務職の正社員のような給料の低い仕事をせざるを得ません。
ところが看護師の場合は180°違います。
完全な売り手市場なので、どんな年齢からでも転職でき、しかも転職先や働き方を選ぶことができます。
たとえば。
- 夜勤がもとで結婚生活がうまくいかなければ、夜勤のない職場を。
- 仕事がハードすぎて子育てに手がまわらなければ、ゆったりと働ける職場を。
- 病院以外で働きたい場合は、一般企業や保育園を…。
このように無理にツライ職場で働き続ける必要はなく。働き方をえらべるという点においてパートナーにするには、ほんとうに素晴らしい職業です。
3.家族が病気の時に頼りになる
看護師女性を結婚相手にするメリットその3
- 家族や自分が病気になったときに頼りになる
もし自分や子ども、両親が体調を崩したり、病気をした場合。
看護師である妻は迅速に、しかも的確な対処をしてくれます。
やはり看護師をする人は責任感があり、優しさもあります。大事な家族が病気をした場合は第一に想い迅速に対応をしてくれるため、とても頼りになります。
私は看護師の女性と結婚したことに一切の後悔がない
看護師の性格を想像で言っている人はだいたいが「きつそう」とか「強そう」という少々ネガティブなイメージを持ちやすいです。
しかし私の妻(看護師)は結婚する前も、結婚後も、ほんとうに素晴らしく。結婚を後悔したことはこれまでただの一度もありません。
私が看護師の女性と結婚して良かったこと
ちょっと恥ずかしいのですが「具体的にどんなことが結婚して良かったか」赤裸々に公開します。
※これまでメリットとして述べたことは除外しています。
- 夫を立ててくれる!!
私の妻(看護師)は義理の両親や、親戚、友人などの前では特に夫を立ててくれます。
- コミュ力が高い!!
親戚などの集まりのとき。たとえ初対面であっても、その場の空気を読んで臨機応変に対応できる、コミュニケーション力はさすがだなぁと感じます。
- さらにユーモアがあり、周囲を和ませてくれる存在でもあります。
コミュ力だけでなく、いろいろな配慮から親族内での立場上、妻のおかげで助けられた部分は数えきれません。
- 家庭内では時にはリーダーシップを発揮してくれますが、家族を陰で支えてくれる、まさに内助の功です。
看護師は職業柄、多くの患者さんや多職種と関わり連携をとる仕事でもあるため、そのような会話術や人との接し方などのマナーは卓越しているように感じています。
また病院は命に関わる仕事であり、その中で患者さんや他のスタッフと関わりを持つ中で、我慢することや嫌な事も沢山あったと思います。
そのような看護師としても経験が人として精神的な部分も大きくしてくれたのでしょう。
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