看護師の女性と結婚し、夢に描いたような結婚生活を送っている人はいますか?
私は自信をもってそう言えます(照)。
ところが…
- 「看護師って性格きつそう」「奥さん看護師だから強そう」「尻に敷かれているのだろうなー」と周囲から思われる事もしばしば…。
ということで。
結婚相手にしたい女性・職業ランキング1位の看護師ですが、実際のところどうでしょうか?
看護師の奥さんを持つ人に聞くことは失礼な内容なのでなかなか聞けないですよね。
そこで。
実際に看護師の女性を結婚相手にもつ男性が「看護師の女性との結婚することのデメリット・メリット・後悔したこと」などについて。
恥も外聞もなく赤裸々に語っていきます。
目次
男性が結婚したい女性の職業ランキングTOP10
男性が結婚したいと思う女性の職業ランキングで常に上位にいる看護師。マイナビが調査した結果によると、以下のとおり看護師は堂々の人気No.1を獲得しています。
つまり看護師女性は男性からモテモテの職業ってことですね(実際にはそんなこともないと思うけど…)。
- 第1位 看護師(8.9%)
- 第2位 医師(5.2%)
- 第3位 公務員(4.2%)
- 第4位 保育士・保母さん(3.6%)
- 第5位 キャビンアテンダント(CA)(3.1%)
- 第6位 アイドル(2.1%)
- 同率6位 アナウンサー(2.1%)
- 第8位 事務職(1.6%)
- 第9位 弁護士(1.0%)
- 同率9位 会社員(1.0%)
- 同率9位 女優(1.0%)
【出所】マイナビウーマン
実際、看護師の女性との結婚生活ってどう?
このように男性から結婚したい女性の職業ランキングNo.1の称号を手にしている看護師ですが…
看護師との結婚ってぶっちゃけどう?
というのが知りたい男性が多いものかと。
そこで。
これから看護師の女性とのお付き合いをしていく、あるいはすでに看護師の彼女がいる、という男性のあなたへ。
- 看護師の女性と結婚したらどのような結婚生活が待っているのか?
実体験をふまえてお伝えしていきます。
夫が家事・子育て負担しないと家庭が崩壊する
まずデメリットというか、看護師の女性と結婚したらキツイ側面その1。
- もし看護師を妻にし共働きしていくのでしたら…夫が家事・子育てをかなり負担しないと家庭が崩壊します。
なぜならよく言われているように、看護師の職業は土日祝日関係なく勤務があり、夜勤もあるから。
もちろん夜勤や土日祝が休みの職場もあります。ところがこうした職場は少数派のうえ、人気が高くなかなか転職できません。
ほとんどの看護師は土日祝日勤務&夜勤があるのがデフォルト。とお考えください。月に1回しか土日休みがなく、残りの休みは平日に…なんていうことも当たり前に発生します。
遠距離恋愛じゃないのに彼氏に最後にあったのが1ヶ月前、なんてこともしょっちゅうあるのが看護師の仕事なのです。
子供が生まれたら、とくに大変
子供がいないうちはまぁ「土日祝に夫婦でデートや旅行に行く回数がへる」という程度で済まされます。
ところが子供がいると大変。
子供は待ってくれません、妻は土日も仕事です。家には子供と自分しかいません。
つまり。
あなたがナースと結婚したとして。子供が家にいる土日は大変なことになります。これは実際に体験した人にしかわかりません。
言葉では伝えきれないのですが、平日の仕事がまったく大したことないと思えるレベルです。
もちろん土日に家でダラダラ過ごすようなことは決してできません。
そこは十分に覚悟しておきましょう。
看護師の女性と結婚後もうまく付き合うコツ
以上のことは覚悟を決めましょう。
あとは看護師の女性と結婚後もうまく付き合っていくコツをご紹介します。
- 看護師である奥さんの勤務状況はかならず把握しておく必要があります。
結婚後は仕事が理由ですれ違いの生活になることも予想されるため、夫婦間で仕事のスケジュール把握は重要。
やはり顔を合わせてコミュニケーションを取れる環境は、仲の良い夫婦の条件ではないでしょうか。
もし、夫婦に子どもがいる場合、子どものスケジュールに合わせて、夫婦でどちらかが対応しなければならないという場面も出てきます。
子どもの数も増えていけば、その分夫婦で協力していかなければなりません。
看護師である奥さんのスケジュール把握と、子どもの対応も必要なため休日も休む暇がありません。
- 看護師の女性と結婚をして幸せな家庭を築くためには、仕事以外にも家庭に目を向けて夫・父親としての役割を思う存分果たす心構えが必要です。
むしろそうしないと家庭が崩壊してしまうことでしょう。
とくに家族みんなが休みの日は最重要!!!
家族みんなが休みの時、うっかり昼まで寝ていると妻の機嫌がとてつもなく悪くなるのでご注意を!!
休日は子どもがいる家庭は必ず休日の予定を立てると思います。
しかし看護師が妻である場合、夫婦の休日が合う日が少ないため、朝寝坊はご法度です。
家族でどこかに出かける予定がなくても、子どもの相手をしたり、家事を手伝うようにしましょうね。
とにかく妻のケアをしなければいけない
看護師の女性と結婚したらキツイ側面その2。
- 家事や子育ての負担が大変なだけでなく、奥さんのケアも大変
多かれ少なかれ、結婚して夫婦円満な家庭をきずくためには奥さんのケアが大事なのですが…
看護師と結婚すると、通常よりもっともっとケアする必要あり。
なぜなら看護師の仕事というのは本当に激務だから。
精神的にも肉体的にも限界ギリギリまで働くかたがほとんど。さらにミスが許されない医療現場にいるため、そのストレスも想像を絶するものがあります。
夫であるあなたも仕事が忙しかったり、何かしらストレスを抱えていることでしょう。
そうすると、お互いに仕事のストレスを家庭に持ち込んでしまい、夫婦仲がギクシャクするばかりか子供にも悪影響を及ぼしてしまいます。
このような状況になることだけは避けましょう。
激務な看護師の奥さんとうまく付き合うコツ
そこで。
- 家事や子育ての分担はもちろんですが、看護師の奥さんの仕事でのグチも聞いてあげる姿勢が重要。
自分の話をすることはグッとこらえ、相手の話を聞いてあげることがストレス軽減になります。
ちなみに男性が激務な職場に勤めていると遅かれ早かれ、すれ違いがおきます。
- 自身を健康にたもち、常に心にゆとりを持っておくこと。
そうでないとこれまた家族崩壊の危機に発展します(苦笑)
【参考記事】看護師の仕事が辛いと思う瞬間5つと、乗り越えるための対処法5つ
あと一般的に言われているデメリットは相手による
あとは一般的にいろいろなことが看護師女性と結婚するデメリットとして言われていますが…
たとえば、
- バリバリ仕事をこなしているので性格がキツイ
- 強くて尻にしかれる(笑)
- 健康管理が厳しすぎて、食事とか暮らしを楽しめない
- 外食が多くなる(苦笑)
などなど。
ほんとうに色々なWEBサイトで好き放題かかれています。
これは正直、完全に相手によります。
看護師でもおっとりした女性はいますし、
健康管理を家庭にまで持ち込むかどうかは人によりますし、
外食が多くなるかどうかは家事分担によります。
看護師の女性を結婚相手にするデメリットは主に2つ
したがって看護師女性を結婚相手にしたとき。
ほとんどのケースで共通するデメリットとなるのはこれまで紹介した、
- 夫の家事・子育て分担が通常の家庭よりも増える
- 奥さんのケアが通常の家庭よりも大変
という2点に集約されるでしょう。
その他のことは正直、相手によります。
看護師女性と結婚して良かったこと!メリット
負の側面だけでなく。看護師女性と結婚して良かったこと、メリットについてもふれておく必要があります。
そこでここからは。
看護師女性を結婚相手にするメリットについて、実体験にもとづいて紹介しておきます。
1.年収が安定している上に、高い
看護師女性を結婚相手にするメリットその1
- 年収が安定している上に、高い
最大のメリットといえばやはり年収です。
やっぱりなんだかんだ言ってもお金は大事。年収が高いだけでなく、安定していることがもっとも魅力的です。
「【現役ナース談】看護師の平均年収とその実態」でも紹介しましたが、看護師の年収がほかと比べてどれだけ高いかを少しだけ。
- (女性)正社員の平均年収 263万円
- (女性)教育/学習支援業の平均年収 309万円
- (女性)情報通信業の平均年収 307万円
- (女性)宿泊/飲食サービス業の平均年収 200万円
- 看護師の平均年収 532万円
【出所】厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
ということで明らかです。
正社員女性の平均年収が263万円ですから、看護師は2倍以上の平均年収となっています。
ただし。
上場企業の平均年収620万円には劣ります。
とにかく家計は二馬力となるためとても助かります。
しっかり貯金もでき、夫婦や家族で使えるお金に余裕があるため休みさえ取れれば海外旅行の計画も年に2回は立てています。
もし子育てをメインにし仕事をセーブしたい場合は、パートという手があります。
パートでも時給が1500円以上の求人が多く、家族に合わせて仕事を行いながら定期的な収入も得られます。
このように働き方も選べて、さらに年収も高いのが看護師という仕事です。
2.いつでもどこでも仕事がある
看護師女性を結婚相手にするメリットその2
- いつでもどこでも仕事がある
つづいてのメリットは仕事の場所を選ばない、かつタイミングも選ばないこと。
これは転勤の多い男性にはとてもすばらしいです。
看護師は慢性的に不足しており、どんな地域であれ引く手あまた。首都圏だけでなく、どんな田舎にでも働き口はいくらでもあります。
さらに今後、高齢化がすすめば看護師需要はもっと伸びていきます。
一般企業につとめる女性の場合。
30歳すぎて既婚者・子持ちの女性には、よほどのキャリアがない限り転職価値がほとんどありません。したがって派遣やよくて事務職の正社員のような給料の低い仕事をせざるを得ません。
ところが看護師の場合は180°違います。
完全な売り手市場なので、どんな年齢からでも転職でき、しかも転職先や働き方を選ぶことができます。
たとえば。
- 夜勤がもとで結婚生活がうまくいかなければ、夜勤のない職場を。
- 仕事がハードすぎて子育てに手がまわらなければ、ゆったりと働ける職場を。
- 病院以外で働きたい場合は、一般企業や保育園を…。
このように無理にツライ職場で働き続ける必要はなく。働き方をえらべるという点においてパートナーにするには、ほんとうに素晴らしい職業です。
3.家族が病気の時に頼りになる
看護師女性を結婚相手にするメリットその3
- 家族や自分が病気になったときに頼りになる
もし自分や子ども、両親が体調を崩したり、病気をした場合。
看護師である妻は迅速に、しかも的確な対処をしてくれます。
やはり看護師をする人は責任感があり、優しさもあります。大事な家族が病気をした場合は第一に想い迅速に対応をしてくれるため、とても頼りになります。
私は看護師の女性と結婚したことに一切の後悔がない
看護師の性格を想像で言っている人はだいたいが「きつそう」とか「強そう」という少々ネガティブなイメージを持ちやすいです。
しかし私の妻(看護師)は結婚する前も、結婚後も、ほんとうに素晴らしく。結婚を後悔したことはこれまでただの一度もありません。
私が看護師の女性と結婚して良かったこと
ちょっと恥ずかしいのですが「具体的にどんなことが結婚して良かったか」赤裸々に公開します。
※これまでメリットとして述べたことは除外しています。
- 夫を立ててくれる!!
私の妻(看護師)は義理の両親や、親戚、友人などの前では特に夫を立ててくれます。
- コミュ力が高い!!
親戚などの集まりのとき。たとえ初対面であっても、その場の空気を読んで臨機応変に対応できる、コミュニケーション力はさすがだなぁと感じます。
- さらにユーモアがあり、周囲を和ませてくれる存在でもあります。
コミュ力だけでなく、いろいろな配慮から親族内での立場上、妻のおかげで助けられた部分は数えきれません。
- 家庭内では時にはリーダーシップを発揮してくれますが、家族を陰で支えてくれる、まさに内助の功です。
看護師は職業柄、多くの患者さんや多職種と関わり連携をとる仕事でもあるため、そのような会話術や人との接し方などのマナーは卓越しているように感じています。
また病院は命に関わる仕事であり、その中で患者さんや他のスタッフと関わりを持つ中で、我慢することや嫌な事も沢山あったと思います。
そのような看護師としても経験が人として精神的な部分も大きくしてくれたのでしょう。
看護師はまさに結婚相手1位
冒頭にご紹介のアンケートでもあったように。
- 結婚相手として人気No.1の職業は看護師であると、私は自信を持って言えます
看護師以外の女性と結婚したことがないので、比較しようもないのですけどね(苦笑)
仕事でもプライベートでも明るく優しい存在だと思います。
家庭ではその大変な仕事だからこそ、妻が甘えられるように夫が気にかけて協力する事が大事です。
また妻の一番の理解者でいることも大事です。
夫が妻を大事に、またその逆で妻が夫を大事にすれば、相手もまた大事にしようと思います。
これは看護師の職業に関わらず言えることだとは思いますが…。
ただし結婚は慎重に!!
ただし。
看護師の女性だからといって即結婚することはしないようにしましょう。
そんなバカなことをする男性はさすがにいないとは思いますが、一応念のため。
看護師にも様々なタイプの方がいます。
性格や考え方の違い、お金の使い方や結婚そのものに対する考えの違いもあるかもしれません。
結婚の心得として、まずは看護師の女性だから良いという考えは捨て、一人の女性として見ていきましょう。
そして時間をかけて、お互いの事を知った上で結婚を検討することをお勧めします。
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