私の20代~40歳までの共働き家計簿を公開します

尽きないお金の不安!

我が家は共働きの5人家族で子どもが3人います。夫はごく普通の会社員、そして私は看護師のパート(今はフルタイムに戻りましたが…)。似たような家族構成の方も多いのではないでしょうか。

そんな我が家の最近の話題と言えばズバリ「子供の教育資金」のことです。

毎日あくせく働いていますが全くたまらない貯金…。むしろ赤字になってしまう時もしばしば。このままではいけない!

ある日そう思った私は、家計を徹底的に洗い出すことにしました。

今回はそんな私の20代〜40歳までの家計を赤裸々に公開しようと思います。

20代の家計簿:浪費してもお金は貯まっていた

結婚当初20代の家計簿を振り返ってみましょう。

まずザックリ年間の収支をまとめると以下のような家計簿でした。

  • 額面の世帯年収:約850万円
  • 手取り:約600万円
  • 総支出:約400~500万円
  • 貯金額:100~200万円/年

年齢は20代半ば。まだ子供はおらず夫婦のみの共働き世帯でした。私もフルタイムで勤務しており、夜勤や残業もバリバリとこなしていた頃です。

当然今よりも収入は多かったですね。当時に私の年収は今の約2倍…!看護師に必ず付いてくる夜勤手当がやはり大きかったのです。

収入が多かったぶん比較的貯金も出来ていました。

今ほど貯金の必要性は実感していなかったので、お金の管理は「ざっくり」でした。使途不明金もかなり多かった記憶があります。

それぞれの項目がどんな感じだったか、もう少し細かく解説しておきます。

20代半ばの収入:世帯月収50万円

私は当時、政令指定都市の総合病院で看護師として働いていました。夜勤や残業をしていたぶん収入はやや多め。当時の私の年収はざっくり500万円です。

ちなみに夫は極めて平凡なサラリーマンだったので収入は私よりも低かったですね(苦笑)。

ちなみに当時の世帯収入はボーナスも入れると約850万円ほど。

夫が約350万円、私が約500万円です。20代半ばの世帯収入としてはそれなりに恵まれていたと思いますが、これは額面なので手取りだと夫婦合わせても600万円ほどでしたね。

当時の支出:約25万円/月+家賃光熱費

20代半ば当時の支出は月25万円ほど。家賃光熱費はのぞいてコレ。家賃光熱費などすべてを含めるとだいたい35万円くらいは毎月使ってました。

生活パターンとしては洋服や化粧品、書籍などを頻繁に購入。夜勤明けの散財を繰り返していました。

外食も多め。毎週末はもちろん帰宅が遅くなった日は外食やお惣菜ばかりでした。

【支出の中で特に大きかったもの:クルマの維持費】

20代半ば当時にもっとも大きかった出費は車の保険料と車検料でした。車を2台保有していたので維持に年間数十万円かかっていました。

収入が多かったので特に自動車保険の見直しなどもせず…いま考えるともったいないことをしていましたね…。

ボーナスの使い道

旅行や買い物に使うことが多かったです。そこまで大きな出費はしませんでしたが毎回10万円程度は確実に使用していました。

残りは赤字補填に使用したり貯金に回したり…

子どもがいない分、お互い自由に使っていましたね。

20代半ば当時の年間貯金額:100~200万円

当時は子供がいなかったこともあり特に節約はしていませんでした。が、自然とお金は貯まっていきました。

貯金額は毎年コンスタントに100万円を超え、200万円にせまる年もありましたね。

でも夫婦合わせてボーナス込み手取り600万円超ということを考えると、かなり浪費していたとも言えます。年間400~500万円は何かに消えていったということですからね…

クルマ2台の維持費以外に今となっては何に使っていたのかも覚えていないのですが、プチ贅沢の積み重ねが効いていたものと思われます。

30代前半の家計簿:子供が3人生まれ家計が火の車に…

20代後半~30代前半は人生の大転機でした。3人の子どもに恵まれ、家が手狭になりました。そして勢いでマイホームを購入…。

諸事情により私は退職。そして夫の転職…。私が専業主婦になったため収入は大幅に激減!

でも支出だけはどんどん増えていきます…。当然貯金はほとんどできません!

もちろん産前の計画では育休1年取得後、職場復帰する予定でした。やはり人生は計画通りにはいきませんね(笑)

当時のザックリとした年間収支をまとめると以下のような家計簿でした。

  • 額面の世帯年収:約550万円
  • 手取り:約400万円
  • 総支出:約370~400万円
  • 貯金額:0~30万円/年 (泣)

それぞれの項目がどんな感じだったか、もう少し細かく解説しておきます。

30代前半の収入:世帯月収33万円

共働き → 方働きへ。私はもちろん出産後に復帰予定でしたが、事情があり退職することに…。当然収入は激減しました。

支出:約30万円

子どもがまだ小さかったので意外とお金はかかりませんでした。でもその他のいろいろな出費がかさみ、毎月の支出はなんと約30万円に!!

【支出の中で特に大きかったもの:クルマの維持費+住宅ローン+保険】

車はあいかわらずの2台持ちであったため、維持費にかなりの額を費やし、さらに毎月の住宅ローンや家の維持費がプラスされました。

さらにさらに。医療保険や学資保険などの保険料もかなりの金額に…!

ボーナスの使い道

基本的には貯金。しかしボーナスから赤字補填することもしばしば…。そのため全く残りませんでした(涙)ただし数万円は買い物に使っていましたね。ささやかな楽しみでした。

お金がなかったので旅行はほとんど行けず。日帰り可能な動物園や遊園地などに出かけることが多かったです。

年間貯金額:0~30万円

貯金額は毎年約30万円。全く貯まりません!もちろん0円の年もありました。

さらにマイホーム購入時に貯金が激減!家計は火の車です。

35歳の家計簿:パートができるようになり、多少楽に

子ども達が小学校や幼稚園に行き始め日中働くことが可能に!看護師のパートをはじめました。

さらに夫も昇給したため、少しずつ収入が上向きに。毎月少しずつ貯金ができるようになりました。たった数万円でも貯金残高が増えていくのは嬉しかったですね。

まず、当時のザックリとした年間収支をまとめると以下のような家計簿でした。

  • 額面の世帯年収:約680万円
  • 手取り:約500万円
  • 総支出:約400万円
  • 貯金額:100万円/年

それぞれの項目がどんな感じだったか、もう少し細かく解説しておきます。

収入:世帯月収42万円

夫の収入がメインとなり、それに私の看護師パート代が若干くわわってこの金額。子供の幼稚園に15時までには迎えにいかなければならず、さらに家事もあるためパートは少しだけ。

20代半ばの世帯収入よりも少ない額ですが、それでも20代後半〜30代前半にくらべて少し生活に余裕が生まれました。もちろん贅沢はできません(笑)

※額面ベースなので実際の手取り月収はもっと少ないです…

支出:月33万円

子どもの成長に伴い少しずつ子供関連の出費が増えていきました。

【大きな出費:クルマの維持費+住宅ローン+保険+習い事】

車の維持費や住宅ローン、学資保険・生命保険は30代前半のときと変わらず。

子どもが習い事を始めたため毎月の固定費がプラスされました。食費の割合が徐々に増え結婚当初+5万円以上に…!仕方がないことなので諦めていました(笑)

安いスーパーを利用したり業務用食品を利用したり。節約料理をよく作るようになりました。

ボーナスの使い道

基本的には貯金です。小学校の間が貯め時!とよく耳にしていたので、とにかく少しでも貯金を増やせるように頑張っていました。

家電や家具の買い替えは、ボーナスの時期に行うことが多かったですね。ボーナスの額に余裕がある時は「旅行積立」に回すことも。

少しずつ家計に余裕が生まれてきたので、年に数回国内旅行を楽しめるようになりました。

年間貯金額:100万円前後

できるだけ私のパート代は貯金していました。

40歳の家計簿:フルタイム勤務に復帰し、さらに家計が楽になる?

夫の収入増にくわえ、子ども達が成長したので私もフルタイム勤務が可能に。

世帯収入はグーンとアップしました。とはいえ日勤のみなので看護師としては年収低めです(笑)。

しかし。

残念ながら出費の増加も止まりません。子どもの塾代金や携帯代金、お小遣い…!なかなかお金のたまらない時期に突入しつつあるようです…。

ザックリとした年間収支をまとめると以下のような感じ。

  • 額面の世帯年収:約850万円
  • 手取り:約600万円
  • 総支出:約400~500万円
  • 貯金額:80万円/年

それぞれの項目がどんな感じだったか、もう少し細かく解説しておきます。

収入:世帯月収50万円

夫の収入をメインとしつつ、私もフルタイム勤務が可能になったので収入大幅UP!結婚当初の世帯年収に近づきつつあります。

※額面ベースなので実際の手取り月収はもっと少ないです…

支出:月40万円

この中でとくに大きな出費は①車の維持費+②住宅ローン+③各種保険+④子供関連、と若いころとまったく変わらない生活パターン。

でも…

早いもので住宅購入から10年がたち、入居当初に購入した大型家電の調子が良くありません…。近いうちに買い替えが必要となりそうです。数十万円は必要ですね。

実はそろそろ車も買い替えたいと考えていますが難しいのが現状です(涙)

ボーナスの使い道

基本的には貯金です。部活や勉強が忙しくなり、遠出する機会はめっきりと減りました。年に1~2回旅行するのみですね。

おかげでレジャー費用はほとんどかかりません。

年間貯金額:約80万円

今はまだ子供たちが小・中学生なので教育費はそこまでかかっていません。

でも高校生になったら教育費が増え、さらに貯金は難しくなると聞きます。我が家は地方在住なので大学進学時には仕送りが必須。

これからは、さらに貯金のペースを上げていきたいところです。

まとめ

とくに浪費していた20代にもう少し貯金を頑張ってたら…

と後悔してますがもはや手遅れですね…。

若夫婦のウチは子供にいくら必要とか、仕事復帰できないリスクのこととか全く考えられず今の生活水準が永遠につづくものと錯覚してしまいます。

節約する意識がぜんぜん持てないのですよね…

いまの人生をエンジョイすることはもちろん悪くないですが、将来設計についてもパートナーと考えてみましょう。

まずは家計を見直してみよう

我が家の赤裸々な家計簿、いかがだったでしょうか?

みなさんもご自分の家庭の家計簿と、見比べてみてくださいね。もちろん収入や支出は各家庭により大きな幅があります。

確かに貯金を増やすことは大切ですが、決して無理はし過ぎないようにしましょう。

またプロに家計診断をしてもらうのもおすすめです。実は我が家も定期的にファイナンシャルプランナーの方に、家計の見直しをお願いしています。

どの程度の貯金が必要であるかを明確に提示してもらえるので、とても分かりやすく、さらに貯金のモチベーションも上がります。

あとは。

とくに保険の見直しも有効です。あなたは学資保険やら生命保険やらガン保険、いろいろ入って年間数十万円を保険にあてていませんか?

全ての保険に入っていたらキリがありません。とくに医療保険は義務化されている国民健康保険でたいていのことは片付きます。

もしあなたがセールストークにのせられてアレもコレも契約させられている状態でしたら、一度プロに保険の見直しを相談してみることをオススメします。

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